土壁と杉、檜

午前中は現場廻りをしてきた。土塗り壁の現場の土の状況がよい。夏に雨が多かったので心配したが、ほぼ乾ききっている。この調子で行けば、来年初めには何とか引渡しできそうだ。仕上げや構造材には檜も使用するが、背割りが無く、色が比較的濃い木目が出ている杉づくしの現場である。床も杉板、柱も圧縮乾燥した杉である。
かたや別の現場では塀に檜を使用し完全な和風塀を作ろうとしている。木を使用したいというお施主様のご要望で、雨掛りに比較的強く、白っぽい数奇屋風のイメージより檜となった。6間くらいの塀であるが、小型車が買えるような金額ではある。
どちらも木のぬくもりを好み、木の特性を生かして欲しいと言うご要望だ。
本年は木の要望が多いなあー。

総会

先週はNPOの総会資料作り、確認申請提出、計画図面と相変わらずハードな週末であった。
NPOの総会資料は役員選出だの今年の行事(結局行事は全て執り行うはめに。議題に上げるのではなかった)だの普通に終わった。
いつもの居酒屋にて総会(飲む前に議事録内容は全て終了。その前にNPOの総会など議事録の場所は県に確認済なのであしからず。)だが、毎回さまざまなサービスをしてくれる。料理もお酒もとてもおいしいが、ご飯ものは無く氷見うどんがでていた。酒飲みにはとても胃に入りやすい。〆のデザートが、家で出ないホテルで食べるくらいの、スイカであった。なぜか感動していた。久々にあくる日も調子がよく、なにごともなく終わった。よかった。
今年のNPOは、かなりハードだ。

のこぎり屋根のその後1

のこぎり屋根の調査資料がだいぶ出来上がった。地図に始まり、調査シート、マニュアルからなにやらで結構な資料になってきた。
NPOや諸団体が調査日に合流予定のため、何人かで資料をまわし見して調整。2週間やり取りが続いていた。途中でのめりこんでしまい一気に作成してしまった。
なにやっているんだかと思いながら我に返る。
専門分野でない方も調査に参加することを見越して、図入りで判りやすく使いやすく間違いのないようにシンプルにしたつもりではある。やったことの無いことをやるだけに大変だ。
仕事の片手間に自分でもよくまあこんな資料を作ってしまったと思ってしまった。
後は調査場所と取りまとめ方法の調整が残る。資料に目を通すだけでも大変だ。

完了検査と配筋検査

完了検査を行ってきた。たまたまお施主さんと一緒になり、雑談、多少直しがあるが、特に問題なく終了。
次の現場のRC造の基礎配筋検査へ。
久々に汗だくになり、地中梁や基礎配筋を確認。納まりの悪いところがあるなあーと思いつつ、ヘルメットかぶっているせいか、熱くて途中でやめ。
職人さんに悪いところを一部説明したが、型枠大工さんなので、鉄筋の話しをしても無理か、と思いつつ、コーナー部の鉄筋の納めの話をしてみた。コーナーやクロス部分の納めが仕様書に無いのでいつも問題になるが、この部分の再度調整が必要だ。やはり現場でないと見えない部分である。
型枠大工さんに被り厚さ(鉄筋のコンクリートによる皮膜)の再度確認をお願いした。明日も行くことになっているので、その時一通り現場打合せすればよいのだが、やはりこの時期の検査はぐったりしてしまう。

現状保存

久々にドラゴンズが負けた試合を見てがっくりした本日、名古屋城を見学してきた。
夜桜を見に来たりしたが、中に入るのは何十年ぶりだろうか、かなり遠い記憶である。
正門から表二之門へ進み、基礎工事がほぼ完了した状態の本丸御殿を横目に天守閣へ進む。
天守閣へ入るとエレベーターもあり、迷わず最上階を目指し、帰りは階段で1層ごと拝見。中の展示も思ったより老若とわず見ることができる。
また、階段がバチカンのシスティーナ礼拝堂のように2重螺旋(平面的に丸でない、うちの子供はアピタの駐車場だと言ったが)階段になっていたのは今更ながら驚いた。構造体も空襲で爆撃を受けた木造天守閣とは比較にならないが、昭和34年再建された天守閣もそれなりに見ごたえがあるように思う。
現市長は天守閣を木造に変えたいようだが、昭和であるが貴重な鉄骨造の建物に思う。現状保存。
それより基礎途中の本丸御殿の工事を進めるべきだと感じた。海外からも多くの訪問者があるわけだから、見苦しいトラ柵を何とかして欲しいと切に願う。

確認申請

何とか本日動物病院の確認申請を提出。担当の方に法規の考え方を伝え訂正も無く提出。矩計の建物であればさほど気にならないが、歪な形状なため受付では建物を理解していただくのに時間がかかった。事前に相談していたため、すんなり受け付けてもらえた。
ついでに別件にて法規の考え方を教えてもらった。やはり聞かないと判らない。通常の考え方ではなく裏技を教えてもらい、納得。さすがにいろいろな条文の考え方があるなあー、とまた納得。申請はスムーズに行きそうだ。頻繁に審査機関に伺うためか、いろいろ雑談を交えながら相談に答えていただいた。
結局午前中いっぱいかかった。横目で、今日は審査機関のカウンターがいっぱいだった。なぜだ!たしかに朝の名古屋高速はいつもより混んでいた。

完了直前

寒い頃より始まったリノベーションの物件がようやく先が見えてきた。ただしまだ肝心の製作建具が無くいつごろ搬入か予定が立たない。まだ何かありそうである。
しかし工程どおり進まないのがなんともむずがゆい。
現場でどんどん変更して図面も跡形も無く無残な姿を示している。
大工さんも半年近く同じ現場なので疲労感もありつつ工程をこなしている感じである。
手間がかかっている分、見栄えも当然よいものにはなっている。見慣れたせいか、あまり感じないが、初めて訪れた方の印象だそうだ。
あと1ヶ月かかりそうだ。

上棟検査

本日は休み明けと言うこともあり、とりあえず現場廻り、特に変わった様子も無く、確認事項と工程調整、検査等を一気に行ってきた。
その中に1件上棟検査もあり、検査機関の検査は何もないのだが、あまりにも小屋組が貧弱に見えるので、現場監督と大工さんと協議して強化ボードを8枚ほど張ることに構造計算上はOKだが、見た目の感覚が、やはり違和感がある。
計算に従うか、感覚に従うか難しいが、よくなる分にはよいだろうということで強化ボードを張ることにした。納め方を多少変えたせいもあるが、やはり図面上と現場では違うなあーと実感した次第である。

ガンダム

なぜか東京らしいと言うことで、大にぎわいの浅草寺、浅草寺自体は一般的な大き目のお寺だが、やはり参道沿いの出店が多く桁違いのにぎわいがある。
浅草から水上バスがあると言うことで、ビールを飲みながら神田川をくだり観光。ゆりかもめ経由お台場へ。
いよいよ、ガンダムへ。でかい。目が光る、頭が動く、霧が出る。ウォーという歓声の中、自分も感動。ついでに触ってしまった。

ゆりかもめに思うこと、都市計画がしっかりしているからお台場内の便利がよい。当然ここも大にぎわい。リニモとはえらい違いだ。
万博記念公園にガンダムを誘致できんもんか?

設計製図の裏技

本年の2級建築士の設計製図を教えて欲しいと事務所に受験生がやってきた。午後から半日付き合った。とりあえず時間短縮のため、平面図を簡単に描ける方法を伝授。
むずかしい話ではないが、間違いなく相当の時間が短縮し図面もきれいになる。裏技なのであまり言えない。
なぜこの書き方でもよいかとの意味も伝授。RCなので間違いなく減点にならないはずだ。むしろ意味が分かると加点でもおかしくない。
ちょっとしたことだが図面全体も見栄えよくなり、早くきれいに描けるようになった。
正統派で描いてもよいが、合格さえすればよいのでOKだろう。

あとは本年合格することを願うばかりだ。がんばれがんばれ。

のこぎり屋根の調査前段階

私は愛知県北西に位置する一宮に居を構える。敷地内にのこぎり屋根の主屋が現存する。昔撚糸工場を営んでおり、昭和40年代に建てられた粗末な住居兼工場である。
そんな縁もあり、とうとうのこぎり屋根の戸数把握のため一次調査をすることになり、その前段階として調査項目の洗いだしのため、予備調査を行ってきた。
日本でこのような調査をした例は少なく、群馬県桐生市での調査が最大規模のようだ。
以前からどのくらいのヴォリュームが一宮にあるのか思い悩んでいた。300棟くらいかと思っていたが、最近になってどうも1000棟を超えそうだと思い始め、2人や3人ではのこぎり屋根の戸数把握が無理と言うことに遅ればせながら、気がついた。
短期間でヴォリュームを把握し、関係各所への報告をするためには、ある程度知識がある人が、調査可能な範囲内で、まとめなければならず、前例が無いため、勝手に調査手段を決めてしまった。
昨日の調査だけで30棟におよび、半日のしかも1km程度歩いた範囲の調査である。実態像が浮かぶと恐ろしい数になりそうだ。

腕のよい大工

出来上がった建物の大工さんの腕の良し悪しは、和室の押入れや廻り縁など仕上がり材料が木の部分で判断する。他の部分でもわかるが手っ取り早く情報を得るには仕上がり材の納め方だと思う。材料の角部分の納め方に大工さんの特徴が出る。汚い納めだと勝手に腕が悪いと決め付けている。何百棟と見るとよくわかる。たまに押入れの見えないところをごまかすというか、手を抜いているなと思う現場もある。
工事の途中段階では、最近はほとんどプレカットと呼ばれる工場加工品が現場に来るため、あまり構造材の納め方に良し悪しが見られない。また羽柄材とよばれる二次部材もプレカット製品が多く下地材料でも納め方に良し悪しが見られない。が、雲筋違いなどどうしても大工さんのセンスが要求される部分がある。ここでもバランスいいなと思うと勝手に腕が良いと決め付けている。これが大概あたる。
また現場がいつもきれいな現場と、ごみが散らかっている現場があるが、いつもきれいなだから腕が良いとあまり自分は思わない。が、今お付き合いしている大工さんはすばらしくきれい好きではある。
職人気質の腕はいいが酒癖の悪い畳屋さんが、腕のいい大工さんとは建物が直角だといっては、この現場の大工さんは腕が良いとか悪いとか、会う度に聞かされたことを思い出す。なぜか意外と自分の意見と合っていたことも思い出した。

大工さんと話していて、室内の造作工事を行っている大工さんにとっては、暑さを凌げるこのところの雨は、恵みの雨らしい。しかし基礎工事や屋根葺き前の現場にとっては困った雨だ。現場がうまく回っていない。こちらの予定が全くたたない。工事の進まぬ現場を見る。水の溜まった現場を見ると気分が滅入る。さすがにお盆も工事をするのかと思う。昨年は8月に1度の休みも無かったが、今年はお盆を休みたい。

大工さん

現場にて大工さんとよく話す。木造建物の場合、大工さんの腕がその建物の行く末を左右すると自分は思うからだ。設計者も考え込むのと同じで、いくら腕のよい大工さんでも、時として納まりや材料の使用方法など迷うことがある。1人で考えるより少しは要領の分かる設計者と話すと打開策が見出せるようである。先週は3時間話し込んだ。今週も別の物件で別の大工さんと3時間話し込んだ。たいした話ではないが、お施主様には全くどうでもよい話で、我々の自己満足を達成するための話し合いである。見た目は変わらないが板の張り方、釘の打ち方、材料の選び方、図面のように作ってといいたいが、言わない。3時間もしゃべると設計者への冗談交じりの文句もでるが笑ってごまかす。
今までいろいろな大工さんを見てきたが、質問が多い大工さんは、腕がよいと勝手に思い込んでいる。自分に自信があるからと設計者に文句言うと思う。
あまり腕のよくない大工で設計者に文句ばかり言う大工もいたことも付け加えておく。

農地

先週提出の市街化調整区域内の住宅新築の許可申請書が下りてきた。旧既存宅物件なのですんなり申請は通る。
ある不動産関係者との話。市街化調整区域内の農地に資格要件有の住宅はOK。要件無しの場合、以前は資材置き場で許可が取れたが今はNG。そこで駐車場で申請するがなかなか降りてこない。とのこと。
資格要件有無で市街化調整区域内の農地が買えるかもしれないが、資格要件が無いと買えない。資材置き場などで許可をおろして転売することは以前にはよくあったようだ。なので今は資材置き場では農地転用はなかなかおりてこない。
市街化調整区域も場所によっては、市街化区域並みになっている場所も多い。今は路上駐車など厳しくなり、土地を購入して駐車場として使用したい方がいるが、駐車場にて申請するも、申請が降りないのだそうである。
どうも豊田市の農地転用問題が尾を引いているようで、農地転用に関しては、拒絶反応を示しているようだ。行政らしい対応だ。
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